なつかしの急行佐渡

最終更新日 1997年12月23日 河之邊 浩

上越新幹線の開通により、在来線特急「とき」はおろか、 夜行を含む急行「佐渡」まで廃止になってしまいました。 今では夜行快速「ムーンライト越後」にその面影を見ることができます。 「佐渡」も末期には、売店車サハ164や回送運転台付500番台のモハ164など、 個性ある車両がいくつか組み込まれていました。 写真は先日運転された「懐かしの佐渡」号です。 編成は、次のとおりでした。

Mc165
120
M'164
78
Tc'165
153
Mc165
103
M'164
67
Tc'165
98
Mc165
1
M'164
1
Tc'165
1

この編成もそうですし、 多客時の9連の「ムーンライト越後」もそうですが、 ちょっと中間に付随車を何両か入れれば往時の姿を再現できるのに... などと想像するのは私だけでしょうか?

懐かしの佐渡1 (84KB)

先頭は大型通風器が撤去された原型ライトのクモハ165-120。 逆光でギラギラなのはごめんなさい。 この日は尾久で模型製作用の写真ばかり撮っていたものですから、 こんな写真しかお見せできなくて...

(1997年12月21日、東十条にて撮影)


懐かしの佐渡2 (86KB)

後尾はK1編成のクハ165-1。前面窓と種別表示の黒Hゴム化、 パンタグラフのPS23化、列車無線アンテナ取付、避雷器移動、 先頭電動車の大型通風器の撤去などを除けば、 分散冷房のAU13E初期型の搭載も含めて国鉄時代の姿をよく保っている。 701Mの列車番号表示は心憎い演出?(笑)。

(1997年12月21日、東十条にて撮影)

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