スカート欠損車

最終更新日 2000年2月27日 河之邊 浩

スカートは踏切事故 (山手線には2個所の踏切があります) 人身事故などで車両側の被害を少なくすることを目的のひとつとして設置されたものと思われますが、 最近の度重なる人身事故のためかスカート中央部のみ欠けたままの編成が昨年頃から見られるようになりました。 以前はスカートすべて取り外されていることもありましたが、 昨年からは写真のように中央部のみ欠けたままの編成が複数見られます。

山手線スカート欠損車 (82KB)

(2000年2月19日、西日暮里)

写真は土休日ダイヤの1415G列車の第15編成スカート中央部のみ欠けたクハ204-15ですが、 クハ204-56も同様の状態となっています。 昨年はクハ205でも見かけましたが、編成番号は不明です。

山手線ADトレイン紺色ヘッドマークのクハ204-5のスカートを良く見ると、中央部と両端部で微妙に色調が異なっており、 中央部のみ交換されている可能性があります。 中央部は単に6本のボルトで固定されているだけです。


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